プラセンタには自律神経調整作用のほか、ホルモンバランス調整作用があり、不妊治療、更年期障害の治療などに使用されております。
プラセンタの持つホルモンバランス調整作用は、卵巣機能を活発にしてくれる働きがあり、女性ホルモンを作るのに大いに役立ってくれるのです。
加齢と共に低下してくる女性ホルモンには、卵胞ホルモン（エストロゲン）というホルモンがあることが知られておりますが、この卵胞ホルモン（エストロゲン）の分泌を促進することで、更年期障害の症状を緩和できるのです。

また、プラセンタには内分泌作用があり、ホルモンのコントロールも行ってくれるので、低下した卵胞ホルモン（エストロゲン）を補ってくれるというメリットがあります。
因みに、女性ホルモンには、卵巣から分泌される卵胞ホルモン（エストロゲン）と、黄体ホルモン（プロゲステロン）の２種類のホルモンがあります。
この２種類のホルモンの特徴を説明しますと、卵胞ホルモン（エストロゲン）の役割は、１０代の大事な時期に女性らしいカラダを作り、将来、女性として必要な生理を発生させるといった働きをしてくれます。

また、黄体ホルモン（プロゲステロン）は、妊娠、出産に必要な準備をしてくれるホルモンになります。
プラセンタが、不妊治療に使用される理由が分かって頂けたでしょうか？
また、プラセンタとメンタルの関係性もあるそうで、鬱病の治療にも使われているそうです。